こんにちは、乗用車担当の林です。
ここ最近、中古タイヤを持込で交換されるお客様が増加してきました。
インターネット等で販売されている、中古タイヤ、その中に私達プロが見て、これを販売するのはおかしいと思うものも、多くあります。
実際持ち込まれたタイヤには、パンクしているタイヤ、傷が付いているタイヤ、ヒビがはいっているタイヤ、年式が古いタイヤ・・・
タイヤの状態が悪く、新品で再度購入することになった、お客様も少なくありません。
ネットの写真だけでは、判断できない状態のタイヤが多く販売されているのが、現状です。
そこで、少しでもお客様の被害が少なくなるように、年式の見方をここで紹介いたします。
こちらの画像は車に装着された、タイヤです。
タイヤの側面に注目してください。
ズームした写真がこちらです。
「JBK2315」という数字が見えるはずです。
この2315という数字がこのタイヤが生産された、年式です。
読み方は、23周目2015年と読みます。
ということは、このタイヤは2015年6月頃に生産されたタイヤということです。
タイヤは、新品未使用品であっても3年で劣化が始まります、使用していたとしても5年で劣化し、本来の力が発揮できない危険な状況です。
もし、中古でタイヤを購入するのであれば、最低でも3年未満のタイヤを購入することを、お勧めします。
車が唯一地面に接地しているパーツはタイヤです、欧州ではタイヤもサスペンションのパーツとして考えられている程重要なパーツです。
競技の世界でも、タイヤが一番重要視される程です。
車のエンジンが壊れても、車は止まります。
タイヤが壊れてしまったら、車は止まれません。
車は人を乗せています、車は命を乗せています。
そして、タイヤは命を乗せている。
今一度、タイヤについて考えてみてはいかがでしょうか?
それでは、また(o・・o)/~