大型 ISO方式 鉄ホイールからアルミホイールへ変更時の注意点です。

 

こんにちは、佐藤です。

昨日過去の作業のブログを見ていただきお問い合わせがあったので追加で注意点のお知らせです。

大型車両 ISO方式 スチールホイールからアルミホイールへ変更

こちらの記事でスチールホイールからアルミホイールへの変更を行いました。

ハブボルトを打ち換えはせずに取り付けが可能なため作業は簡単です。

但し専用のホイールとハブナットを購入する必要があります!

 

先日お問い合わせいただいたお客様も「買わなくてもアルミあるからそれつかないの?」といわれました。

国産の乗用車であれば基本的に問題なく取り付けできますが、トラックになると話は別です。

結論としてはトラックだと

      「手持ちのアルミをつけたい」→整備工場にてハブボルトの交換をお願いします。

      「アルミ買うけど鉄も履きたい」→専用アルミホイールと専用ナットをお買い求めください。

 

アルミホイールはスチールホイールより軽量ですが、強度を出すために分厚く作られています。

ディスク面の厚さを測ると

こちらはスチールホイールの22.5*7.5Jです。(11R22.5や275/80R22.5のホイールです)

12~13mmです。

変わってこちらはアルミホイール(サイズは同じです)

21~22mmとおよそ倍の厚さです。

厚さが違うのでアルミをそのままつけてしまうとボルトにかかる部分が少なく、ナットが緩んでしまいます。

なので専用のナットを使い、しっかりとホイールを固定します。

このナットがホイール穴まで入ることでボルトへかかる力を高くします。

そのためナットが入る大きい穴の専用ホイール、専用ナットが必要になります。

 

長々となってしまいましたが来店してのご相談も可能です、ぜひ西港タイヤへお越しください。

 

9Jに195/40R17組みました。

先日は同じホイールに165/40R17でしたが、ビードがホイールまで届いてなかったためサイズ変更です。

但しタイヤサイズも違いますが、今回はお客様がリム変更をして8Jから9Jへとワンサイズアップです。

今回組んだPinsoのK Speedというタイヤですが、かなりサイドが硬く少し苦戦しました。

リムへテープを巻く等も考えましたが、9Jに195/40ならギリギリ行けたので良かったです。